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デジタル・クライシス白書2021公開のお知らせ

シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所は、2021年1月20日に「デジタル・クライシス白書2021」を発行しましたのでお知らせいたします。

近年、デジタルメディア上での「炎上」と呼ばれる事態(以下、「炎上事案」と称する)やインフォデミック(正確な情報と不正確な情報が混じり合い、急速に拡散し、社会に影響を及ぼすこと)が増加傾向にあり、マスメディアや様々なステイクホルダーを巻き込み、企業、団体や個人の活動をより一層危機的な状態にしています。

 第2回の「デジタル・クライシス白書2021」の発刊にあたり、第1回と同様に、「炎上の露出源」「『炎上』からネットニュースメディアやマスメディアにアウトプットされる状況」「炎上の発生件数及び内訳」「キーワード分析」を行いました。

 また、第2回において新たに、全国47都道府県の男女10代から60代までの一般の方5,104人を対象に、クライシスに対してのリテラシーやその後の行動などの調査を行いました。クライシスに対する県民性の違いや世代格差などが顕著に表れました。また、FIJ(ファクトチェック・イニシアティブ、日本でファクトチェックの普及活動を行う非営利団体)と提携し、疑義言説(デマ・フェイクニュースの疑いがあり、正確性に疑義のある言説・情報)の調査も追加しました。

 本稿が、デジタル・クライシスに対する予防・準備を検討または実行する上での一助となれば幸いです。

「デジタル・クライシス白書2021」のダウンロードはこちらから

https://dcri-digitalcrisis.com/document/dcri_hakusho2021