レポートCases / Reports

DIGITAL CRISIS RESEARCH INSTITUTE

デジクラトークナイト

デジクラトークナイトVol.5『増え続けるウェビナーやオンラインイベントの可能性とリスクを話そう』

開催日時:2022年04月20日(水) 19:00〜20:30

パネリスト

徳力 基彦(とくりき もとひこ)氏

NTTやIT系コンサルティングファーム等を経て、アジャイルメディア・ネットワーク設立時からブロガーの一人として運営に参画。代表取締役社長や取締役CMOを歴任し、現在はアンバサダープログラムのアンバサダーとして、ソーシャルメディアの企業活用についての啓発活動を担当。個人でも、日経MJやYahooニュース!個人のコラム連載等、幅広い活動を行っており、著書に「顧客視点の企業戦略」、「アルファブロガー」等がある。

島袋 孝一(しまぶくろ こういち)氏

2004年パルコ入社。店舗リーシング・販促宣伝、経営企画室を経て、2013年よりデジタルマーケティングに従事。2016年キリン入社。グループ横断のデジタルマーケティング部にて、LINE公式アカウント、SNS運営に従事。2019年ヤプリにマーケティングスペシャリストとして参画。企業のオムニチャネル ・OMO支援を行う。2022年1月より株式会社Preferred Networksに参画。コロナ禍では、自社マーケティングのDXシフトを先導。数々のオンラインセミナーを企画・運営。予定調和に終わらないモデレートは、「ウェビナーの魔術師」とも形容される。日経COMEMO KOL、LinkedIn公式クリエイター。

酒井 葉子(さかい ようこ)氏

新卒で株式会社マイナビで新卒採用コンサルティングに従事。その後、グリー株式会社にて広告営業・マーケティング・イベント運営・広報、株式会社みんなのウェディングで新規事業担当・広報・IR・社長秘書等を経験。2018年7月より、株式会社NewsTVにて広報・マーケティング全般を担当。ZIKU WORKSTYLE LABモデレーター、アンバサダーTV MC、 LIVE配信番組「JJの部屋」サポーター、MAツール SATORIエバンジェリスト、Marketing Online News MC。

桑江 令(くわえ りょう)

シエンプレ株式会社 主任コンサルタント 兼 シエンプレ デジタル・クライシス総合研究所 主席研究員。 デジタルクライシス対策の専門家として、NHKのテレビ番組に出演したり、出版社でのコラム、日経新聞やプレジデントへのコメント寄稿も担当。一般社団法人テレコムサービス協会 サービス倫理委員も務める。

コロナ禍で主役に躍り出たオンラインイベント

桑江:新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令された2020年4月以降、一気にオンラインイベントが増え、リアルイベントはかなり少なくなりました。
コロナ禍以前と比べてビジネス系のウェビナーも増えていて、コロナ禍の収束後もオンラインでの参加を希望する声が多くなっています。
一方、オンラインには集客や技術的な課題のほか、双方向性を持たせることなどコミュニケーションの課題があるのも事実です。
また、リスクという観点で言えば、第三者による侵入・荒らし行為や参加権利がない人へのURL・パスワードの漏洩、セミナー内容・資料の流出、映り込みによる情報漏洩・炎上、参加者の顔が見えないことによる軽率な発言が発生しています。
こうしたことを踏まえ、皆さんはオンラインとオフラインのどちらが好きですか?

出典:Peatix Japan株式会社「2021年 イベント調査レポート」
https://blog.peatix.com/featured/2021_event_survey.html#h.bp1qqes3j7ie

徳力:オフラインイベントが好きだったと今も感じています。
セミナーを開くこと自体はオンラインでもある程度カバーできますが、イベントの何を楽しみにしていたかと言えば懇親会です。
会ったことのない会社の人と話せたり、知らなかったことを教えてもらったりするのが好きだったというのをコロナ禍で改めて思い知った感があります。
オンラインでもオフラインでも同じ知識は得られるかもしれませんが、オンラインには出会いが全くありません。だから、参加者目線だと断然オフラインの方がいいですね。
ただ、オンラインセミナーを主催する立場としては、日本中の方々が参加できることにメリットがあると感じています。オンラインセミナーを日常的に聴講するカルチャーも定着し、全国津々浦々に届くようになりました。

島袋:僕も同じ見解です。メリットを言えばゲストなどに地方在住の方を呼べるようになりましたし、スケジュールが合わなくても収録で対応できることも含め、かなりのパフォーマンスを発揮できるようになったと思います。
ただ、デジタル界隈のベンチャー企業は「何を売っているか分からない」という印象を持たれているのが現実です。そういったものを伝えるオフラインの展示会などには価値があるので、今もリアルイベントに顔を出しています。

酒井:参加者側としては、オフラインが好きです。実際に会ってちょっとお話できる気軽さはオフラインならでは。そこから派生して、いい意味で先を読みづらい人間関係をどんどん構築できるのが楽しいと思います。
一方、オンラインイベントの主催者側としては、ワンオペでできる効率の良さが大きなメリットです。受付や席のご案内などが必要なオフラインイベントは人手がかかるので、絶対に1人ではできませんから。

出典:https://www.nik-prt.co.jp/npcreation/npwp/future_online_distribution_trends/
https://jp.vcube.com/news/release/20210524-1530.html